前回の記事のMacBook Air late 2010 (13inch, A1369) *1 に入れたLubuntuを実用にするため、少しずつ設定を進めていたのですが、起動途中で固まったり、サスペンドからの復帰で画面が乱れてぐちゃぐちゃになったり、色々な症状が出るので、SSDの破損などハード的な要因も考えてしまいました。
pgary.hatenablog.com
試しにLinux mint Xfcel 22.1を入れてみると、それらの症状がピタッと治まったので、Linux mint Xfceに入れ替えて設定を進めることにしました。

フォルダを英語名に
このコマンドで変更するとmintが日本語名に変更しないか確認してきたので、こんなところもチェックしているのだと感心しました。
$LANG=C xdg-user-dirs-update --force
caps lockをctrlに
/etc/default/keyboard に下記を追記、mintは、XKBOPTIONS="" は最初から記述されている。
XKBOPTIONS="ctrl:nocaps"
日本語入力にuim-skkをインストール
$sudo apt install uim-skk
インストールだけだと動かないときは、設定マネージャー > 入力方法 > 入力方式フレームワーク でUIMを選択
F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用
デフォルトだとファンクションキーが画面の明るさや音量調節になっているので、そのまま押すとファンクションキー、Fnを押しながらだと明るさや音量調節になるようにします。
$cat /sys/module/hid_apple/parameters/fnmode
とすると値が3になっていました。これを2に書き換えても再起動すると戻ってしまうので、下記のページを参考に、/etc/rc.local で起動時に数字を書き換えます。
kb84tkhr.hatenablog.com
$sudo nano /etc/rc.local
#!/bin/bash
echo 2 > /sys/module/hid_apple/parameters/fnmode
$sudo chmod u+x /etc/rc.local
ufw gufwの設定
Linux mintには最初からgufwが入っているので、設定マネージャー > ファイアウォール設定ツール からgufwを起動し、statusをONにする。
Lubuntuの場合はufwは入っているので、下記のように設定していました。
$sudo ufw status
$sudo ufw default deny
$sudo ufw enable
$sudo ufw status verbose
$sudo apt install gufw
ClamAV ClamTkのインストール
$apt list --installed | grep clam でClamAVが入っているか確認
$sudo apt install clamtk
# clamtkとともに、clamav clamav-daemon も指定してインストールする例が多いですが、clamtkをinstallすれば一緒に入るようなので、clamtkのみ指定してみました。
$sudo systemctl stop clamav-freshclam
$sudo freshclam
$sudo systemctl start clamav-freshclam
Albertをインストール
MacOS用のランチャーアプリで有名なものにAlfredというのがあります。Ctrl+Spaceキーなどのショートカットキーで起動すると、画面中央に検索窓が出てきて、窓に文字を入力すると起動するアプリや検索の候補が出てきます。
AlfredのLinux版がAlbertです。
albertlauncher.github.io
Albertのページで、Get started > Install と進み、手順に従ってインストールします。
設定マネージャー > セッションと起動 > 自動開始アプリケーション > Albert を追加して自動起動するようにします。
Google chromeは、、、
入れてみたけど、ファンがブンブン回りはじめて止まらないので使用しないことにしました。
これで、はてなブログを書いて更新するくらいはできます。
ファンが回りはじめますが、アポカリプスホテルのOpもYouTubeで再生できました。
www.youtube.com
*1:MacBook Air (13-inch, Late 2010) - 技術仕様 - Apple サポート (日本) Core2Duo 2.13GHz, 4GB, 256GBのモデル
