2chの万年筆インク 51瓶目を読んでいたら、FPNにLAMYのボトルインクも古典じゃなくなったと書いてある (Wait, So My Lamy Bb Isn't Iron Gall?) というので調べてみました。
Googleで検索してみても、日本語ではなかなか情報に当たらないので、Twitterでつぶやいてみたら、ちょうどLAMYのボトルブルーブラックを購入したばかりという方から返信をいただいて、耐水性の無い染料のインクになっているとのことです。
こんな話をしているうちに、そういえば以前何かつぶやきがあったようなと脳裏をかすめたので、探してみたら、
@Mini_tn_maru うーん、以前名古屋のハンズの万年筆売り場のお姉さんに、LAMYに問い合わせて貰った時の回答では... on Twitpic
うーん、以前名古屋のハンズの万年筆売り場のお姉さんに、LAMYに問い合わせて貰った時の回答では、カートリッジもボトルも中身一緒、って回答でした。
という今年4月のツイートがありました。
その時は、以前、二価鉄指示薬紙*1で試験した結果から、ブルーブラックだけは別だと返信してしまいました。私がLAMYのブルーブラックについて試験したのは、2010年3月発行の趣味の文具箱 vol.16に記事を載せるためでしたので、今から思えば、その頃はカートリッジは染料、ボトルは古典で間違いなかったのですね。
その後、2012年8月発行の趣味の文具箱 vol.23に記事を書いたときは、まさか中身が変わっているとは思わず、vol.16の時の結果をそのまま書いてしまったので、結果的に間違っていました。詳しくは後述しますが、LAMYの日本の代理店のDKSHジャパンによると、2011年12月以降製造のものから染料になったそうなので、2012年8月頃は店頭の在庫が置き変わっていた時期だろうと思います。
その後も2chのスレを追いかけていたら、DKSHに問合せた方の書き込みがあり、私も独自にDKSHに問合せてみたところ、下記のような御回答をいただきました。こんな質問にすぐにお答えいただきありがとうございましたm(__)m
ラミーボトルインク(ブルーブラック)ですが、2011年12月以降に製造されたものは染料系になっております。
特に公式公開は行なっておりません。
LAMYの古典ブルーブラックと言えば、市販の古典ブルーブラックの中でも特に裏抜けし難いインクとして、モレスキンで万年筆を使う人に人気がありましたが*2、今後は別のインクを使う必要があるようです。
この情報を元に、どのインクに乗り換えるか検証されているページがあったので追記
ラミーのブルーブラックが染料になった今、どのインクに乗り換えるか? - 御茶ノ雫
自分でも確認したので追記
LAMYのボトルのブルーブラックが染料に変わっていることを自分でも確認してみた - 趣味と物欲
追記
後に発売されたLAMY ベニトアイトは古典のブルーブラックの復刻とも言えるインクでした。
pgary.hatenablog.com