Linux ZaurusはSL-C700 → SL-C1000と使い込みました。素のC700は、遅くて、バッテリーも持たなくて、と散々な評価をされていましたが、swapを使えるようにしたり、special kernelに入れ替えたり、裏蓋を交換して大容量バッテリーを使ったりと工夫することで、実用性が格段に上がりました。
SL-C1000は諸々の改良がなされていましたが、C700と同様の改造を施すと更にサクサクと動くようになり、携帯をiPhoneにするまでメインのPDAとして活躍していました。
発売がC700が2002年、C1000が2005年、OSは当然Linux、CPUはARM系のIntel XScaleで400MHzくらい、RAMは64M(C700は32M)しかありませんから、最近のリッチなウェブを使うには力不足なのですが、上質なキーボードは今でも魅力です。この筺体を活かして、今の技術でAndroidスマホを作れば〜等と夢想してしまいます。
フリック入力が苦手なので、立ったままテキストを入力する時、親指タイプが個人的には未だに最強です。この文章はC1000上のZEditorでテキストを入力し、RQRでQRコードを作り、iPhoneに読み込ませるという、pomera的な運用で書いてみました。
ポメラQRコードリーダー(pomeraQR)というアプリでiPhoneに読込み、はてなブログアプリで更新しました。
RQRの作者の方に見つかりました。ありがとうございますRQRのおかげで、Linux Zaurusをポメラ的に有効活用できます。
追記:同じように、ZaurusとRQRを組み合わせた運用をされている方がいらっしゃいました。 こういうニーズって今でも確実にあるのでしょうね。しかし、まだ新製品として出る可能性があるのはポメラくらいか?