万年筆をメインで使っているためか、ボールペンやシャープペンシルも太軸の方が手になじみます。これまでにも、カスタム74やカヴェコスポーツのシャープペンシル、トンボ ZOOM505shや、ぺんてる ケリーなどの太軸のシャープペンシルをよく使い、ブログでも紹介しています。
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先日、プラチナ プレスマンの新色を紹介しました。プレスマン自体は鉛筆と同サイズの細軸シャーペンなのですが、プラチナの商品一覧 (シャープペンシル アーカイブ | プラチナ万年筆) を見ていたら製図用にしては太くてコロッとしたシャープペンシルがあることに気が付きました。
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プラチナの製図用ペンは、300,500,1000,1500円の4種類あるのですが、一番高い1500円のプロユース MSD-1500です。
こんな特徴的なペンなのに、これまで文具店で見た記憶がありません。天神の丸善にも300円のプロユース MSD-300しかなかったと思います。
アルミボディで21.2g、グリップに特徴的なゆるやかな凹凸が付けられています。これが絶妙な凹凸具合で、すべらないし手も痛くなりません。
製図用のシャープペンシルといえば、ギザギザした金属のローレットグリップのものが多いです。すべりにくい反面、やすりみたいなものですから、ペンダコが削れたり、筆箱にまとめて入れると、他のペンを傷つけてしまうことがあります。
バラせるだけバラしてみました。シャープペンシルの命、チャックは金属製で、パチパチという明るいノック音がして、しっかり芯を送り固定してくれます。
クリップは軸に沿った邪魔になりにくい形状ですが、外すこともでき、外した跡に隙間はできません。
芯の硬さ表示がペン先にある珍しい形状で、この表示は字が小さく、色も付いていないためちょっと見辛いです。
私は、一般筆記用として使用し、同じ形状のペンで、硬さの違う芯を使い分けることはないのですが、いずれ文字に墨入れをして、視認性を改善してみようと思います。
ずいぶん手間と費用がかかっているように感じられます。これで1500円で大丈夫なんでしょうか。